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ブログ

鉛筆1本のアート

4月から新しい自主事業が始まり、既存の事業については、新しい利用者様との入替も有りました。いきいき浜町も新入生を迎えて、と言うわけではないですが、何かリフレッシュされた気分になります。そんな中、事業の中には講座の先生の変更も有りました。鉛筆画もその内の一つで、山岸先生から、飯田先生に変更となりました。どちらの先生も以前からのお付き合いがあり、講座自体には大きな変化は有りません。ただ個人的にはとても感慨深いものが有るので、今回はちょっと長くなりますが、思い出話をお読み下さい。

 

この鉛筆画について語る時、2年前のブログを探して来ました。ここからは私が中央区に来る前の施設でのお話しです。

 


平成28年11月ブログ「この10年の回顧」より抜粋。

 

突然飛び込んだ速報に、私も一瞬自分の耳を疑いました。 平成28年度板橋区区民文化祭、区民美術展が11月9日(水)から13日(日)まで板橋区立美術館で行われたのですが、その表彰で当館利用者の鉛筆画が最高の賞である「優秀賞」を受賞したのです。

 

最初は「最優秀賞」という情報が舞い込み、次に「優秀賞」だったとの事で、「2番目か?それでも凄い!」と言っていたのですが、次に「優秀賞が最高の賞だ!」と言う再情報があり、「事実確認をしてくれ!」と当館職員が連絡を取り、「優秀賞」が最高の賞であると確認が取れたのです。すぐさま職員から利用者にコンタクトを取り、取材の申込をした所、快諾していただきました。ご本人は賞など取れる筈がないと、13日は別の用事で出掛けていたそうで、その謙虚な気持ちが良かったのかも知れません。

 

この利用者の所属する会は、提案事業「鉛筆画教室」を卒業された方々で結成されたサークルグループです。シニア学習の手本として全国紙から取材を受けるほど、盛んな活動をされており、今では他のサークル、及び他施設の鉛筆画教室と合同で展示会を開くほどになりましたが、種々の美術展に出展しても、鉛筆1本で出来る手軽さからなのか、その完成度の割にはなかなか日が当たらなかったのです。ですから今回の大躍進にはただただ驚くばかりです。

 

当館の提案事業と言いましたが、私が初めて鉛筆画と出合ったのはもう10年も昔の事になります。かつて高齢者施設で館長を務めていた頃、利用者に新しい趣味を見つけてもらおう、機能回復の方にはリハビリになると、当時の副館長が、壁に利用者の様々な作品を飾れる白いボードを「常設展」として立ち上げました。

 

それは立派なものだったのですが、余りに立派過ぎてなかなか作品が集まらず、それでは、と言う事で私が「館長コーナー」として自分が撮った写真を展示していたのです。勿論芸術などとは程遠く、「こんなレベルでも良いのですよ~」のつもりだったのですが、ある時、ガタイの大きなスキンヘッドでちょっと強面の利用者が事務所に乗り込んで来られ「あの写真は館長、あんたが飾ったのか?」と言われ、嫌な予感の中で「はいそうですが」と答えると「よくも恥を知らず、あんな酷い写真を飾ってるな、芸術をバカにしてる」となかなかの剣幕だったのです。事情は話したのですが、当然取り合っては貰えず、結局「分りました。写真は撤去しましょう」と申し上げました。ただこちらも黙っては引き下がりません。「その代わり、あのだだっ広い白いボードをあなたや皆さんのお力で一杯にしていただけないか?」とお願いしたのです。その利用者こそが今も続く鉛筆画の山岸先生だったのです。

 

こうして始めた鉛筆画教室が大盛況となってしまい、一時は教室に利用者が入り切らず、かといって代わりの部屋などあるはずもなく、今では有り得ないですが事務所をパーテーションで区切って使うなど、スペース確保はかなり厳しい状態にまでなりました。

 

そんな盛り上がりとは別に、山岸先生とは相変わらずの押し問答が続いていました。それぞれ利用者に進捗度の差が有り、クラス分けをしたいとの要望は、利用者の理解を得られないので難しい。リハビリにもなるから、一緒に指導して欲しいと何度も話し合いました。運用には紆余曲折がありましたが、なかなか手が回らなくなっていたので、スタッフを補助指導員として、参加してもらうようにしたのもこの時です。それにより、スタッフがいつしか鉛筆画作品を仕上られるまでになっていきました。

 

当館に就任した時、提案事業として水彩画などと同時に始めたのが鉛筆画でした。ここでは明確に「美術展を目指そう」「発表しよう」と目標設定をする事が出来たので、利用者の才能もどんどん開花して行くだろうし、先生もやりがいが持てるだろうという考えもありました。とは言っても実は鉛筆画の事など何も知らなかった私(今でも余り変わりませんが。。)、近隣の文房具店に何度か出入りし、利用者からは「あの館長は高齢者施設を辞めて、実家(!)の文房具店を継いだ」と噂され、ちょっと笑いました。

 

始めてみると利用者の上達振りは目覚しく、いつしか先生ですら凌駕する作品が出来始めました。それらは館内の作品展示にご協力いただき、「シニア学習のメッカ」のイメージに大いに貢献しています。それが遂には全国紙記者の目にも止まる事となったのです。

 

かなり長くなりましたが、10年の間にはまだまだ色々な葛藤がありました。それらが全て吹き飛び、受賞された方以外の利用者も含め、すべて感謝の気持ちしか有りません。また、当館担当職員の努力、情熱も特筆すべきです。良くぞ山岸先生の尻を叩き続けてくれたと思います(失礼!)。 しかし懸念すべきはこれからです。いきなり最高賞を取ってしまった以上、これより下はない。来年からも何とか皆さんに頑張っていただき、数多く受賞をしていただくしかありません。その応援はスタッフ一同、これからも変らず行ってゆきます。どうか宜しくお願い申し上げます。

 

平成28年11月 貞嶋
 


以上、お読みいただきありがとうございます。当時、表彰式に出向いた職員が、区民展審査委員に尋ねた所によると、鉛筆画自体の評価が上がり、今や他の絵画にも肩を並べられるレベルに達してきているそうです。

 

高齢者施設に於ける鉛筆画の発展は山岸先生と共に有りました。その意志を継いだ最後の生徒達が、中央区の皆さんだと思っています。中央区の鉛筆画はこれから引き続き外に向けての活動が必要になります。その中途で、先生が勇退される事は残念ですが、これからは相談役として、新たな浜町鉛筆画講座を見守っていただければと思います。

 

只今、浜町では鉛筆画生徒さん達の手による、山岸先生の作品展示が行われています。是非、ご観覧下さい。そして「これなら私にも書ける!」と、どんどん鉛筆画講座にご参加下さいますようお願い申し上げます(最後に失礼しました!)。

 

平成30年5月 貞嶋

 

母と娘のノンフィクション

まだ遠くない昔、冬の寒さを逃れて沖縄に降り立ち、初めて本場三線の演奏を聞いた時には、大変感銘を受けました。顔に刻まれた皺の影響も有ったかも知れませんが、演者の奏でる乾いた音色からは、言い知れぬもの悲しさが溢れ出ており、おのずと沖縄と言う土地の歴史を思い起こさせる瞬間となりました。僅か本の弦での演奏では表現能力が乏しく、逆にその演者の心の具合と言うか、気持ちがそのまま表れている様な気がしたのです。

 

先月3月25日(日)の昼過ぎ、民放テレビで、ある母と娘の葛藤を描いたノンフィクションが放送されていました。母子家庭で育った娘は、幼少期に母の母国である中国の楽器、二胡の魅力に取り憑かれ、成人した今では二胡の奏者として活動しているそうです。

 

母は女で一人、娘を育てる為に、太極拳や中国語の先生をしながら生計を立てて来たそうですが、異国の地で、それは決して楽ではなかったと想像出来ます。沖縄に住んで、地域の方々と太極拳の普及に尽くした姿が、番組でも紹介されていましたが、逆境に負けない風土、苦しみも笑顔に変えてしまう土地柄が、彼女にとっては良かったと思います。

 

番組では、母親の活動的な姿が数多く映し出され、苦労の色を無欠のバイタリティで覆い尽くしていて、「生きる力」そのものが画面から拡散しています。

 

しかしそんな苦労を乗り越えて来た母からしたら、二胡奏者としての娘は「殻を打ち破れていない」状態であり、その不満をストレートにぶつけられた娘は脆くも涙を流します。

 

二胡は三線よりも更に少ない二弦しかなく、指をスライドさせて弾く事が多いので、結果として緩やかな音を出すのは得意ですが、激しさを表現するのには難しく思えます。でも表現者として、殻を打ち破れば、自分の心がそのまま楽器に乗り移る筈だと、母親は娘に訴え続けていました。

 

2月12日(月)日本橋社教ホールにて、メインのコンサートが行われ、そこで彼女は見事な演奏を披露してみせます。果たして自分の殻を打ち破ったのでしょうか?最後は母と娘の溢れんばかりの笑顔で番組は終了しています。

 

同じ週の2月17日(土)、「いきいき浜町」で臼井麻耶さんによる二胡の演奏会を行いました。番組を知らずに浜町の舞台を観ていましたが、彼女こそが上記ノンフィクション、主人公親子の娘、その人です。腕前は勿論、私はその音の瑞々しさ、初々しさに聞き入ってしまいました。彼女の二胡に対する誠実な思いが否応なしに伝わるステージだったと思います。

 

当館では、年に一度くらいのペースで、彼女にコンサート開催をお願いしてきたそうですが、このノンフィクション番組を観た後では「いつまで来てくれるかなぁ」と言う心配も過ぎりました。前回見逃した方の為に、今年度も開催できるよう調整したいと考えていますので、どうぞご期待下さい。

 

また、もう一人の主人公となった元気お母さん、臼井麟さんが気になる方は、いきいき浜町の「陳式・太極拳」「楽しい中国語」にご参加下さい。いずれも麟さんに講師をお願いしていますので、テレビのままの姿を見る事が出来ます。是非、生の彼女の「生きる力」に触れてみて下さい。
 
















4月 貞嶋

100歳を健康で迎える為に

平成30年2月24日(土)浜町健康講座として「戦国武将に学ぶ最新の健康長寿法」を開催しました。
 

日本人の寿命100歳時代に先駆け、「いきいき浜町」では100歳を健康で迎える為の数々の事業を行っております。

その中でも、リハビリ、筋力増強、健康維持の運動系講座は非常に充実しており、これからも継続して更なる拡充を図ってゆこうと考えております。しかしながら、運動系に比べ、健康の為の知識を取り入れる講座に関してはまだまだ不十分であり、何か無いかと思案していた所、今日ご紹介する「松島勇次先生」に行き着いたのです。

 

松島先生は日本成人病予防協会認定講師、健康管理士上級指導員など、数々の肩書をお持ちで、講座前にそのご紹介は省いたほどなのですが、講義中、ご本人もその事についてはあまり触れられませんでした。

 

と言うのも、彼は10数年以上に亘り、高齢者と膝を交えての健康相談を行っており、その中で数々の講座を開催してきたのですが、いつしか感じた事があるそうです。

 

それは現代の権威と呼ばれる方々の講座があまりに学術的、とりわけ医学の分野についてはレベルが高過ぎて、多くの身近な問題に答えていない。更に、受講する側も、本当にご自分の知りたい事、聞きたい事が知らされていないにも拘らず、率直にそれについて質問をする事が出来ていない。これは私も経験した事が有り、自分の病気の事なのに、担当医に気を遣って言葉を選んだりしているうちに、聞きたい事が聞けず、言い知れぬ不安に苛まれたりしたものです。

肩書が、時にはコミュニケーションの妨げになる事がある。講座を開催する為に肩書は必要だが、受講される方にはさほど意味を成さないと言うお気持ちが有るようです。

 

そんな場面に長く直面して来た彼は、常に受講者と同じ平野に立った講座を心掛けているそうです。ですから、お人柄もすっかり権威とは程遠く(失礼)、当日は、朝礼で「先生っぽくなく、元気で明るい方が来たらその方です」と話したら、「利用者と間違えますね」と返され、“確かに”と思いました。

 

実際の講座はプロジェクターとレジュメの内容となっており、普段は2時間の内容を1時間に纏めた為、「ちょっと早足かな?」と心配しましたが、終わってみれば、すっかり先生のお人柄が皆様に通じており、非常に和やかでした。更に質疑応答では、識者と目される利用者様からも「大した知識だ!」とお褒めの言葉をいただくなど、感嘆と笑いの中で講座は終了しました。

 

それで先生が退室、と行きたい所だったのですが、当然そうは行きません。終わる事のない質問の数々、でもこれがこの先生の真骨頂です。「何でも、幾らでも答えますよ!」と先生もスイッチオン。私もしばしその場景を眺めていたのですが、パーソナルな場でないにも拘らず、皆様が様々な健康問題を躊躇なく質問して下さる事に少し驚きました。で、これもアリかなと。

 

「これは定期的にやらなくてはいけませんよ!」と言う数々の強硬意見に押されるまま、4月からの開催を決めたのですが、講座1時間、以降ディスカッションみたいな形で行う事を提案し、先生も「それが良い」と賛同していただきました。

 

今回講座の内容について殆ど説明出来ませんでしたが、ご自分の目でお確かめいただく事が最良の方法と考えます。松島勇次先生の「健康長寿講座」は4月のいずれかの土曜日、朝10時半からお昼くらいまで、詳しい日付については後日発表致します。当日先着順、教養室で行う予定ですが、変更が有るかも知れませんので、随時「いきいき浜町」にてご確認いただきますようお願い申し上げます。

3月 貞嶋
 

歴史の真実はどこに?

平成30120日(土)大広間にて、日本の歴史を紡ぐ講演“元禄赤穂事件”「南部坂 雪の別れ」を開催しました。講師の織茂一行先生は、旧知の歴史研究家で、浜町の利用者様であれば、間違いなくマッチすると、いつかはお願いしたいと思っていた方です。

 

たまたま私が連絡を取っていた高齢者団体の役員を彼が務めていた事もあり、「あの館長か!」と最初は久し振りに話でも、位の気持ちでご連絡をいただいたのですが、あれよあれよという間に話が進み、今回の開催に繋がったわけです。

 

この先生の講演には重要なテーマがあります。最近はテレビ等でも良く取り上げられるようになりましたが、日本の歴史は勝者の歴史であり、いわゆる教科書に載っている様な記述には間違いが多い。気の遠くなる様な量の古文書や文献を読破し、最も事実に近い歴史を見つけ出す。彼はそんな試みをかなり昔から行っており、間違いなくその第一人者と言えましょう。従ってその内容の多くは目から鱗、若しくは衝撃を持って受け止められます。

一度先生のご自宅を訪問した事が有りますが、”ここは神田の書店か?”と、しかも皆埃一つ被っておらず、知識の上書きの為、確認の為、常に何度も読み返すそうです。「平家物語」から「戦国時代」何でもござれ!との事で、ただただ驚くばかりでした。

 

そこまでの情報は盛り込めなかったものの、中央区の広報に開催記事を掲載していただきました。しかし、当日の入りは全く読めません。レジュメも当日の流れで追加コピーする事とした為、全く入らなくても、入り過ぎてもドタバタになる。ちょっと不安でしたが、教養室では入り切らず、大広間で丁度の人数でしたので、ホッと胸を撫で下ろしました。

 

しかし次なる心配はその内容です。何しろこの先生、当然の如く、知識が半端なく、有り余る情報をその熱情でもって語り尽くすものだから、中には付いて来れない人もいる。しかもその講演時間は丸々2時間です。でも私はここの利用者だったら絶対いけると信じていました。

 

時間となり、何の助走もなくすぐさまトップギアで始まった先生の講演は、昔見たままの姿でした。静まり返った大広間には、いつもの“織茂節”が全開で響き渡るのみ。“みんな分かって聞いているのだろうか?”一抹の不安がよぎります。しかし講演途中で驚くべき事が起きました。

 

内容量の多さ故、「時間を忘れてしまうから」と言う理由で休憩の時間を合図して欲しいとの依頼が有ったのですが、先生自らが気付き、「それではちょっと休憩を」と話を止めたのですが、館内は静寂のまま、誰も席を立とうとはしません。“あれ、どうしたの?”と私も少し焦りました。すると「続けて下さい!」「うんうん」と言った囁くような声があちらこちらから。これには先生も驚き、「いや休憩を入れなくて怒られる事はあったけど、休憩要らないってのは初めてですよ~」と思わず唸っていました。

結局休憩は入れたものの、皆さんすぐに戻って来られて再開、後半は先生のちょっとしたジョークにも笑いがこぼれるなど、結局
時間以上、ぎゅうぎゅうに詰まった講演となり、皆様からは「また聞きたい」の声声声。「やります、やります、4月から定期的にやりまーす!」とつい私も勢いに乗ってしまい、「休憩なしの、1時間半、質疑応答付きでどうですか?」とお話しすると拍手が起こりました。

余りに嬉しかったので、思わず先生に尋ねました。「浜町の利用者さん、どうですか?」と、すると先生も同じ感触だったらしく、「いやこんなに真面目に聞いてくれる生徒さん達はいない、素晴らしいですよ」と、そして「次回、赤穂の続きから入ります」と思わず“聞いてないよ~”の次回予告まで飛び出して、やる気満々のご様子でした。

 

織茂一行先生の歴史講座は月から月回、毎回テーマを変えて、大広間で開催する予定です。レジュメは館で用意しますが、大広間にはテーブルが無い為、筆記が必要な方はバインダーの様な下敷きをお持ち下さい。なるべく多くの方々に聞いていただきたい内容ですので、申込は不要です。当日直接いきいき浜町までお越しくださいませ。追って詳細の発表を致します。
 
 2月 貞嶋

孤立防止・生きがい推進担当より

新年あけましておめでとうございます
 
1月4日(木)、中央区の賀詞交歓会が区立総合スポーツセンターで開催されました。

高齢者の社会的孤立防止を目的に、昨年4月から日本橋地区の担当者として活動してきた中で、知り合えた町会長さんや民生委員の方々が出席されるということで、私も館長と参加してまいりました。

会場で今回初めて名刺交換やあいさつさせて頂いた方も多く、私にとって有意義な交歓会となりました。
 
今年もさらに活動を拡げ、地域の皆様とより深く連携して、お役に立てるようがんばっていきたいと思っています。

本年度も何卒よろしくお願い致します。

平成30年1月 島谷(しまたに) 

「The縁」ライブレビュー

平成29年12月17日(日)かねてから希望していた「おやじバンド」によるバンドライブが、当館ギター教室講師、山中和博さんのご尽力により、遂に実現しました。

 

「おやじバンド」と言えば、かつては30歳も過ぎていれば、普通にそう呼ばれていたものですが、今はその倍の年齢であっても、まだまだ感が否めません。

 

海外のアーティストを見ても、1970年代に登場した多くのロック世代が、今でもバリバリに活躍しています。1年ちょっと前にライブを観に行ったロックミュージシャンは、還暦を過ぎてピアノを習得し、ボイストレーニングによって、過去最高のパフォーマンスを披露していました。余りの出来栄えに驚嘆し、思わずその衝撃を当時開いていたブログに書き綴ったものです。

 

“ブライアン”山中率いる「The縁」は更に上のビートルズ世代です。今回のライブの為に仲間を集ったとの事ですので、久し振りに楽器を持ったというメンバーもいたようです。「期待しないで!」と言われていましたが、どっこいスタートすると、のっけからくりびつてんぎょう!ばっちりグルーブしているではないですか!!

演奏、歌唱とも非常に安定しており、怪しくなる事が有りません。「ホントにこれが初ライブ?」「やってたでしょ?」と言いたくなるほどの一体感でした。

 

しかもセットリストの通り、そのレパートリーは多岐に亘り、知ってる曲では一緒に口ずさんで気持ちが良い、ちょっとしたシンガロン状態。更にこの日の為にマスターしたという「ひよっこ」の主題歌までご披露いただいて、最後の最後まで楽しめるライブとなっていました、

そして歓声の中、無事ライブは終了し、「The縁」のメンバーには温かい拍手が送られました。バンドのスタートとしては最高だったと思います。これからも末永く活動を続けていただきたいと心より願います。

 

「おやじ」と言ったら失礼ですが、紅一点のドラマー“B子”村上さん。当初プロフィール写真で「一人だけ若い子がいる」と思い込んでいましたが、そのプレイ振りを見た後では、“やはり年齢を偽っているのでは?“との疑惑の念が晴れません。

 

最後ステージ上からBryanが語った通り、「音楽、楽器を通じて“縁(円)”を拡げてゆく」と言うコメントは、敬老館の設置目的にも合致する所があり、有難い事です。浜町ギター教室は第1第3日曜日、10時からです。ギターを持っていきいき浜町に集まりましょう。

 

余談になりますが、ライブスタート前の紹介時、皆様に「突然大きな音が出ます、驚かないで下さい」とお知らせしたのですが、終了後、ご観覧の方から「私たちはみんな耳が遠いから大丈夫だったわよ~」とお声掛けをいただき、笑ったり、ホッとしたりでした。

これは半ばご冗談のお話でしたが、もしもの為に、当館では「筆談器」を常備しております。ブギーボードと呼ばれる物ですが、ワンタッチで文字が消えて、後に残りませんし、当事者同士以外には内容が見え辛い作りになっておりますので、音声、ゼスチャーなしでも円滑な意思疎通が可能です。是非、ご利用下さいますようお願い申し上げます。

1月 貞嶋
 

孤立防止・生きがい推進担当より


平成29年4月から高齢者の社会的孤立や閉じこもりを防ぐ事を目的として中央区の敬老館3館に各担当が配置されました
 

日頃の活動の例として、夏の大江戸まつり等のイベントや会合に出席させて頂き、町会長様や民生委員・高齢者クラブの方々と出来るだけ多くお話しをして顔を覚えてもらうと同時に、いろんな情報もお聞きして来ました。
 

今後も高齢者関連団体や地域の団体の皆様と更に連携し、一人でも多くの方が外に出てみようかなぁ~と思えるような活動を地域の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思っています。
 

今後とも 何卒よろしくお願い致します。
 
 

平成29年12月 島谷(しまたに)

もしも声が届くなら

いきいき浜町では数多くのイベント、講座を行っています。多種多様な講座の中には、自信はないけど、挑戦してみようと言う方も多数いらっしゃると思います。勿論、大歓迎です。
 

しかし当然ながら受講途中で、考えているものと違っていた、難しかった等、色々な事情で続けられなくなる方もいらっしゃいます。残念ですが、それも仕方のない事だと思います。

 

私共もせっかくご参加いただいた講座なのだから、皆様が最後まで続けていただけるよう、中身の吟味はして参りますし、担当する講師もその考えでの指導を心掛けております。

 

ただそれでももし続けられなかったとして、そして今ここにその皆様がいないとしたならば、こんなに悲しい事はありません。

でもどんなに僅かでも構いません。そこにいて、そこで新しい何かを学べた、新しい経験が出来た。もしそんな一瞬でも有ったなら、そしてその一瞬が楽しい時間であったなら、私は決して意味がなかったとは思いません。次につながる何かが有ると思います。

 

私も皆様の頑張る姿を見て、力をもらいました。自分も“楽しい”と思う事が出来ました。それはとても幸せな事でした。

皆様の努力を見て、「自分も頑張ろう!」と思う他人がいる、そうしたつながりにこそ、共に同じ時間を過ごした意味がある。

辞める時は、嫌な思いをしたかも知れません。その事にはもう頭を下げるしか有りません。これから決してそんな思いをさせない様に、私も努力します。

 

この仕事に就いて、いつも共に成長させていただいてきたと感じています。もし今ここにいない皆様に声が届くなら、もう一度、新しい何かに挑戦し、楽しい日々を過ごしていただきたい。そしてまた何かの際には、お気軽にご連絡をいただけたらと願っております。



12月 貞嶋


浜町ハロウィンパーティ

10月30日(月)いきいき浜町大広間にて、中央区元気高齢者人材バンクの皆様ご協力の下、中央区職員主催のまるごと一日ハロウィンパーティが行われました。


中央区職員からお願いをしていただいたバンクメンバーはみな強者揃いで、結果として大盛況の一日となりました。

 

午前中は「ハロウィン飾り」をみんなで作って、いきいき浜町を飾ろう!と銘打ち、中央区職員が山口先生のアシスタントとなって、利用者の皆様とハロウィンに因んだ手芸作りを行いました。

普段ハマッチョ手芸教室に参加している方々もいて、その出来栄えは見事なものでした。
 
色とりどりの作品が出来上がり、スタッフもいくつかお面をいただいて、一日ささやかながら仮装を楽しみました。


午後からは第一部、堀内先生監修の上質なコーヒーを飲みながら、利用者皆さんにコーヒーに関するよもやま話をしていただきました。

しかしオープンと同時に想定よりはるかに多くの参加があった為、コーヒーが間に合わない!中央区職員と大わらわ。私も嘗ての飲食業経験での記憶が呼び戻され、久々にウェイターの気分になっていました。

 

第二部はバンさんによるカントリーワンマンショー。その巧みなギターワークと曲によって使い分けるハーモニカ。透き通る様な伸びやかな歌声と、130曲と言うレパートリーの多さに驚嘆。大満足のステージでした。


そして第三部は石川さんのマジックショー、以前にも浜町でご披露いただいて、再ステージとなりました。

3階、児童館の子供達も見学に来て、事前に「盛り上げてね」と声掛けしたら、「どうやってぇ~、どうやって、盛り上げたらいいのぉ~」と大騒ぎ。全く心配ご無用。終始盛り上がりっぱなし。マジシャンの一挙手一投足に歓声が上がり、先生方が制止に入る事態となりました。

最後は午前中に作ったハロウィン飾りをプレゼントして、歓声の中、退館。正に「嵐去る!」の状況でした。観覧していた当館利用者からは「ショーを見る間もなくて、子供達を見てたら終わっちゃった!」とのコメントをいただき、私も思わず「ハイ、これは子供たちを見るショーです」と答えていました。

 

パーティが終わり、職員一同には心地良い疲労感が漂い、楽しかった記憶として心に残りました。

合言葉は、NextYear! NextYear!

「いきいき浜町」のパーティは終わらない。

11月 貞嶋 

飯塚弥生です。

皆さんこんにちは!

7月7日から「いきいき浜町」に勤務しております、飯塚弥生と申します。3月生まれの3枚目(?)、血液型はAです。

趣味は映画観賞・カフェ巡り・カラオケなど・・・

カラオケでは童謡から演歌まで(出来ればコスプレ有りで!)歌います。

のんびり屋の私ですが、仕事では「Hot Heart、Cool Mind」をモットーとしています。
 
「いきいき浜町」にいらした皆様がホッと出来るよう、癒やしの笑顔でお待ちしております。
 
どうぞ宜しくお願い致します。     
                                      癒しの笑顔!!.. か??→

平成29年11月 飯塚弥生 

ペッパー君 来たる!

1017日(火)から10月22日(日)いきいき館祭りの当日まで、浜町敬老館に噂の人型ロボット、PEPPER(ペッパー)が遊びに来ていました。

PEPPERはソフトバンクとそのグループ会社が開発した感情認識人型ロボットで、多くのコンテンツがプログラミングされており、利用者との円滑なコミュニケーションが可能です。当館でも健康体操(ゆうゆう体操)は勿論、占いや年齢判断などで利用者の皆さんが楽しまれ、何より普段の会話が出来る事で、日中ロビーから利用者様との楽しい会話の声が聞こえていました。
「いきいき館祭り」では、PEPPERが受付に立ちました。当日は台風の影響で激しい雨が降り続き、やっとの事でたどり着いた皆様もPEPPER癒しのお出迎えにホッとされていたようです。

最後は別れの淋しさがそこはかとなく漂い、「また会おうね~」と声を掛けられていました。      安心して下さい。これから「勝どき敬老館」、そして「桜川敬老館」でも会えますよ!










 


 
10月 貞嶋

いきいき浜町 ご利用の手引き

いきいき浜町(浜町敬老館)を初めて利用される方は、まず直接受付までいらして「利用証」を作成する必要があります。

 

まず浜町会館入口を入って2階に上がります(エレベーターが使えます)。上がると自動ドアがありますので、どうぞご自由にお入り下さい。左手に受付があり、スタッフが常駐しています。靴をお脱ぎになって、シューズロッカーに靴を入れて、鍵をお取り下さい。鍵は帰りまでお持ち下さい。この時、保管する所(バッグやポケットの中など)をしっかり決めておくと無くす事がありません。受付で新規登録の為の必要事項をお書き下さい。スタッフが丁寧にお手伝いします。中央区民の証明(保険証、免許証、運転経歴証明書など)と緊急連絡先が1名必要になります。手続きは5分ほどで済むでしょう。それが終われば、その時点からいきいき浜町への門が開かれます。

お風呂やカラオケは勿論、講座、イベントへの参加、マッサージ機、お茶、囲碁将棋、オセロ、トランプ、ダーツ、輪投げ、吹き矢、テレビ鑑賞、図書、パソコンなどなど、まるごとすべて無料で利用出来ます。ゆったりと座れるスペースもあって、ご自分なりの過ごし方は多種多様に選べます。中をぐるっと廻ってから色々と考えるのも良いでしょう。元気な仲間たちが、毎日朝9時から夕方5時まで好きな時間、好きな場所に集っています。館内外の出入りも自由です。 


おひとり様もグループも大歓迎!分からない事はにこやかスタッフが何でもお聞きします。

さあ今日からあなたもいきいき浜町のメンバーです。健康で楽しい毎日をお過ごし下さい。

平成29年10月 貞嶋 

いきいき浜町のご紹介

いきいき浜町(浜町敬老館)は60歳以上の中央区民であればどなたでも無料でご利用できます。「囲碁」「将棋」「マッサージ機」「カラオケ」「風呂」「スカイウェル」「パソコン/インターネット」「テレビ」「講座/イベント参加」等、全て無料で利用できます。楽しみ方は人それぞれ、新しい何かを見つけてみませんか???

 


 

 平成29年9月 貞嶋

 

 

熱中症に注意。

連日猛暑が続き、体調管理は大変かと思います。私自身、学生時代は部活で水分補給が禁止されており、脱水症状で病院に担ぎ込まれたり、それ以後も過信から体調不良に陥った経験が何度も有ります。ですから汗をかいたらすぐ水分を取る事を心掛けています。更に最近はただの水分補給は逆に危険と言う話も聞きます。体内ナトリウム濃度が薄まってしまうので、必ず一緒に塩分を取らなければならないそうです。皆様も早目早目の対策をお願い致します。           
                   
平成29年8月 貞嶋