TEL:03-3669-3385 ご利用時間:9:00-17:00 休館日:日曜・祝日 年末年始
              

戻りつつある浜町敬老館の日常

以前ならば気温が30度も超えれば猛暑といわれたものですが、今のご時世では立秋以降、30度でも秋の気配を感じるようになりました。この感覚のずれはかつてなかったもので、外で働く業者に話を聞いても、今の酷暑は昔と比べものにならず、生死に関わると本気で考えているそうです。

そこで登場してきたのが空調服という、所謂ファン付き作業服です。これがどれだけ効果があるのか?着たことがないので何とも言えませんが、装着している者に聞くとなかなかの優れものだそうです。

私は若い頃、真夏の屋根作業で、自分の垂らした汗で足を滑らせ、屋根から転げ落ちそうになった事があり、その記憶から逃れることが出来ずに、今でも夢から飛び起きたりします。

こうしたグッズがあれば、真夏の外作業も少しは楽だったのかも知れません。今思い起こしてみたら、当時の2トン車には冷房も付いていませんでした。とても考えられません。

未来の為に、SDGsは今のうち真剣に考えておいた方が良いかも知れません。ごみの削減など、敬老館でも実施できることは推進します。

 

浜町敬老館ではコロナ禍の中でも、再開できるものは再開、というモットーの中、殆どの講座が復活をしており、それを機会に中身の見直しも行ってきました。鉛筆画では現役バリバリの絵画家を招き、基礎的な講義から“絵の世界”を紐解き、今までの実践中心の指導方法を改めました。

中にはもっと絵を描きたいと言うご意見もありましたが、学習第一でいざ試作と鉛筆を握ったら、わずか数か月で驚くべき作品が出来上がりました。最初に目にした時には思わず「誰が書いたの?」と言ってしまいました。あまりの衝撃にさっそく館内に展示させてもらってますが、「いつのまにこんなに上手に描けるように~」と唸るばかりです。

運動系ではフレイル予防がいつからか体力強化の場になってしまう状況もありましたが、鉛筆画などは手指機能改善、機能維持を行いながら、しっかり上達していける強みがあります。これからの皆さんの活躍が楽しみで仕方ありません。

 

また大広間では古くからのダーツ仲間がひとりふたりと舞い戻り、かつての賑わいを取り戻し始めています。新しいメンバーも増えて、それではと、調子の悪くなったダーツ機の修理に乗り出しました。

これまたかつての経験を集結させたメンバーがああだこうだ言いながら、見事新品同様に直してくれました。素晴らしい!の一言です。この館にも機械や設備に明るいスタッフはいますが、自分たちの備品は自分たちで何とかしようという心意気がありがたくて仕方ありません。

こうした行いは、利用者の自主性を拡大させ、社会性を生み、いつかは禁則のない敬老館となるかも知れません。果たしてそれは夢なのかも知れません。でもそんな夢を見ながら、今日も館内にたくさん貼られているルールを確認する毎日です。

8月 貞嶋

講座定員数緩和のお知らせ

新型コロナ対策における国の一連の規制が解かれ、敬老館も講座定員の緩和を行いました。講座の内容や日程の都合などにより違いますが、それぞれの講座について検討し、多くが定員を増やすことが出来ました。

これにより、今まですぐに定員一杯となり、参加出来ないと嘆いていた方も、漸く希望の講座に参加出来るようになりました。このままコロナが終息し、二度と定員を削減するような事態が起きない事を願います。

 


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月22日(日)に開催した、井上秀一先生の歴史探索テーマ「熈代勝覧絵巻」の関心が強く、定員一杯となった事を受けて、早速所有元の三井不動産、名橋「日本橋」保存会様に連絡し、コピーの使用許可をいただき、館内掲示しました。解説書も添えて当時の様子を分かりやすく展示しています。

「三越前」駅地下コンコースの実寸複製絵巻も、お時間が有れば、是非、観に行かれることをお勧めします。

この絵巻は、縦43.7cm、横1232.2cmの長さがあり、1805年頃、現在の神田あたりから日本橋までの中央通りの人々の日常風景が描かれていて、この場所が大変に栄えた商店街であったことが分かります。当館でも、利用者を捕まえては知り合いの店があるのではないかと探してみたりしました。

 

浜町敬老館では東京都の高齢者向けスマートフォン利用普及啓発事業として、スマートフォンの使い方や疑問などを、マンツーマンで聞ける相談会とスマートフォン未使用の方や、操作に不慣れな方向けの、講座形式で学べる体験会を開催しています。


相談会では1時間粘った方、必死にメモを取った方、あらかじめ質問内容を幾つも考えて来た方など、非常に熱心な様子や、反面体験会では、途中で皆お手上げになってしまうシーンも見られました。今の所、毎月開催の予定となっておりますので、是非ご参加ください。

 

最後に中国語教室についてですが、陳先生の実践的な指導により、講座を初級、中級に分けて欲しいとの要望がありました。先生からもいずれは必要であるとのお話も聞いております。

一旦休止し、今年から再スタートした講座でもあり、定員を増やした時でもあるので、しばらくは1教室での開催と考えています。

今はこの浜町の中国語熱を更に拡げていくことを進めています。どうぞ宜しくお願い申しあげます。
谢谢!

6月 貞嶋

羽を捥がれた鳥

新型コロナの感染者数は減少に転じているとは言うものの、それ以上に人々の動きは急速に活発化してきているように感じます。ゴールデンウイーク明け、感染者数の変化を注視し、引き続きマスク着用、密を避けるなど、油断することなく、徹底すべきだと思います。

 

そんな時勢とは別に、敬老館では早くから講座も含めて、再開の方針で調整をしてきており、当然感染対策についても万全を期してまいりました。「時期が早い」とのご意見もありましたが、今にして思えば、早く決断をしてきて良かったと思う事が多々有ります。

 

一番最初に敬老館では入館に必要な利用証を作成しなければなりませんが、新規で登録にいらっしゃる方の中には、長い自粛生活から明けて、心身の状態に変化を生じて来館される場合があります。

 

敬老館で目的に合わせたコンテンツが見つかると、本当に良かったと我々も胸をなでおろします。そう感じるほど、高齢者の現状は決して楽観視できるものではありません。

 

この時代に、新型コロナという予想外の災害が起きて、世界中の人々が、それまでの生活とは全くちがう人生を歩まざるを得なくなりました。

 

若く、無理が出来る人たちは、すぐに新しい世界に飛び立っていく事が出来るかも知れません。しかし、私たちが敬老館で共に過ごしてきた方々は、皆が皆、そういうわけではありません。一度捥がれた羽は、取り戻すのが難しいと思う時もあります。

 

それでも何とかコロナ以前の状態に戻ろうと必死になっている方々が、今日も敬老館には集ってきています。すっかり元通りの生活を取り戻した人。まだまだ戻れないでいる人、新しい生活スタイルで再スタートした人。いろいろだと思います。

 

その中に少しでも敬老館の役目があれば、こんなに有難いことは有りません。我々もそんな皆さんから力をもらっています。

 

情熱は薄れ、何もやる気になれない。随分、ちゃんとした運動をしていない。他人とどう接して、どう喋っていたか忘れた。そんな人でも何かしらお役に立てるかも知れないのが、ここ敬老館です。最初の変化を少し我慢してもらえれば、ここはすぐに日常となる場所です。

 

今はまだ、羽を捥がれたままの背中にも、いつかは新しい羽が芽生えるはず。そう信じて、日々、負けずに過ごしていっていただきたいと思います。

5月 貞嶋

令和4年度始まる!

新年度が始まり、敬老館でも3館の職員が集まって最初の「孤立防止・生きがい推進担当者会議」が浜町敬老館で開催されました。この活動も敬老館で5年の歳月が過ぎました。

最初は一体何をしたら良いのか?、暗中模索の中で始まりましたが、区内の各所で色々な方とお会いしているうちに、自分たちのすべき事が見えてきたという、高齢者福祉に於いては先鋭的な進化を続けてきました。

特にコロナ禍にあっては、自宅に留まらざるをえなかった高齢者の継続的なフォローに、絶大な効果を上げることとなった「お元気ですか?コール」もこの活動なしには成し遂げられなかったと思っています。

中央区地域支えあいづくり協議体の委員にも委嘱されるなど、その存在は今や区内でも知られるところとなっています。「通いの場」等でお会いする事が有れば、気さくに声を掛けていただき、新しい生きがい探しのお手伝いをさせてください。

講座については、手作り教室として発展してきた「ペーパーハート教室」等、特に浜町敬老館では折り紙は盛んに行われていますが、皆のアイデアで作品を作りたいという要望にお応えして、今年度から「みんなで手作り一年花組」がスタートしました。

これも題材探しから、技術的な事まで、細かいことは考えずに利用者さんの自主性に任せようという所からスタートしているので、この先、どう変化していくのか?とても楽しみです。

とりあえず一回目は指導者を付けましたが、今後はどんどん利用者の皆さんにお任せしていくつもりです。利用者さん同士が教えあって、いつかは中央区の「高齢者人材バンク」に華々しくデビューされる事を願っています。

もうひとつ、こちらも長らく続いてきた「鉛筆画教室」ですが、皆さんの腕前が上達するにつれ、一度、基礎から絵を学んでいただきたいとの思いがあり、プロの絵画家を講師に招き、再スタートしました今回お願いした、国画会会員である先生からは、「鉛筆画は全ての絵画の基本」という見地から、鉛筆を極める講座に快く講師の役をご承諾していただきました。

蓋を開けば初回から驚きの連続。実技がメインだった鉛筆画が、丸々1時間半、講義のみ。「鉛筆1本がこんなに深いと思わなかった」等、利用者さんも感激の様子。講義終了後も取り囲まれての質問の嵐。「密になりますから」とこちらもひやひやでしたが、皆さんの「絵が上手くなりたい」という情熱にはいたく感動を覚えることとなりました。

新たな講座名は「いきいき鉛筆画」です。


令和4年度 4月 貞嶋

浜町会館前にて

3月10日(木)浜町会館では、浜町地域の皆さんが集まって、東京大空襲で亡くなられた方々への追悼式が行われました。毎年この日に、民生委員の方がリーダーとなって活動されていますが、今年もコロナの影響があって、小規模な式典となりました。


昭和20年のこの日深夜、B29の攻撃を受けて、浜町小学校は破壊され、お二人の先生と用務員さんが殉職されています。

その後、浜町小学校は建て直されることなく、今はこの浜町会館になったのです。この建物には保育園と児童館があるので、今でも賑やかな子供たちの声が聞こえています。思いは変わらず、語り継がれていくに違い有りません。

 

今、関東では花粉の飛散がピークとなっています。大変困った事に、花粉症とコロナの症状が似通っている為、日々、不安に苛まれている方々が見受けられます。私もその一人です。

実は数年前、花粉症と思ったら風邪だったという経験をしているのですが、悪寒が酷いようでしたらそれはもう花粉症ではありません。

花粉症でも薬の影響か?鼻の咬み過ぎか?悪寒がする事が有ります。そのせいで頭痛になったり、鼻詰まりで喉痛にもなるので、判別が難しいですが、立っているのが辛いほどの悪寒は有りません。

発熱も一過性で、長く続くようでしたら、それはもう花粉症とは言えません。さらっとした鼻水、目のかゆみ、鼻の奥がもぞっとしたくしゃみだけでしたら、他の病気の可能性は薄いと思います。

あくまで私自身が経験しただけの話ですので、医学的見地は全くありません。

ロシアのウクライナ侵攻で、多くの方が甚大な被害に遭われています。その一方で、何の罪もない一般のロシア人を責めたりする人がいるようですが、人への尊厳が欠落しており、決して許される行為ではありません。

3月 貞嶋

~令和4年度 前期教養系講座の申込について~

~令和4年度の教養系講座の募集・申込について~

毎月20日に発行している「いきいき浜町 行事予定」でお知らせしている通り、3月1日(火)午前9時から前期教養系講座の申込開始日となっています。

 

これをお読みになっている段階では、既に募集が終了している講座があるかも知れませんが、年に2回(前期・後期受講生募集)の行事ですので、掲載させていただきます。

今回募集する自主事業は以下の通りとなっています。

 

 4募集 教養系講座 申込:3月1日 期間:6ヶ月  定員:12

①・②(又はⒶ・Ⓑ)等の講座はいずれか1つの講座を、英語5講座のうち1講座のみ申込みください!

・書道教室 ①・②                 ・ペン 筆ペン教室 ①・②

・初心者 数独教室                    浮世絵江戸文化教室

やさしい英会話(初級)              異文化交流会(英語上級)

ペリーさん英会話(中級) ①・②・③  

中国語教室                               ・鉛筆画教室 ①・②

 ・薬剤師による講座      みんなで手作り『一年花組』  新規講座 

・心と身体の体操~朗読~             ・コミュニケーション手話教室

オカリーナ教室                             ハンドベル教室

・ギター教室                                     ピアノ教室

・ハマッチョ教室〈手作り〉①・②    かんたんちぎり絵教室 ①・②

 ・ペーパーハート教室〈立体折紙〉①・② 

4募集 定員や申込日の異なる講座
LINEちょこっと体験会 新規講座 (定員:4名) 
初心者 そろばん教室          新規講座 (定員:8名) (4/14募集開始)             
いきいきいい声~いつまでも素敵な声づくり~ 新規講座 (定員:8名) 
 ・歴史への招待 Ⓐ・Ⓑ (定員:各24名) 
茶道教室 (定員:8名) 


4募集   毎回テーマが異なる講座なので、単発受講も可能 (※当日申込先着順

・健康長寿講座  終活講座 歴史探索教室  

 

受付の方法ですが、当日、受付前ロビーに幾つかのテーブルに分けて、申込受付簿を置きますので、ご自分で氏名をお書き下さい。

今回の教室は全て申込先着順となっている為、1日の朝9時から混雑が予想されます。大慌てで焦って来られる方もいらっしゃいますが、とは言え、自粛されている方もまだ多くいらっしゃることから、9時の段階で来館されれば、すべて定員一杯という事はないかと思いますので、ゆっくりと手続きをして下さい。

 

複数の教室に参加出来ますが、事前に行事予定で各自主事業の開催曜日をご確認いただき、ダブりにならない様、ご注意ください。また、新規登録がお済みでない方は、当日に時間を取られてしまう事を考えると、前日までに受付で済ませておいた方が良いと思います。

そして、無事受付名簿に記入が出来ましたら、4月から9月まで、6カ月の長丁場になりますが、最後までいきいき浜町で受講されるようお願いします。何らかの理由でキャンセルされる場合は、受付にお申し出ください。
   2月 窪川

新春のつどい~マッサージチェア入荷~

1月は毎年恒例の新春のつどいです。
本年は1月9日大広間にて大道芸を開催いたしました。

1.麻布十兵衛(蝦蟇の膏売り)
 行商人が客を集めおなじみの口上を言いながら、薬を売る商売。 刀で自分の腕を切りつけ、血が流れるのを客に見せてから、ガマの油を塗ってそれをぴたりと止めてみせる。麻布十兵衛さんは剣道三段で迫力ある刀さばきとがまの口上は大道芸人の本格芸でした。


2.角福請(家相見)
 江戸時代、家相見という職業も現れて、新築や増築、改築の時に間取り図をみて家相としてどうかをアドバイスするようになりました。角福請さんは家相を時の話題と共に、絵図で分かりやすく紹介していただきました。


3.米屋八兵衛(江戸曲独楽)
 曲独楽(きょくごま)とは独楽(こま)を使った曲芸です。形や色の美しい独楽(こま)を開いた扇子の紙の部分に乗せたりする演芸です。緊迫感と笑いのある楽しい芸でした。


NEWマッサージチェア
 休憩コーナーのマッサージチェア2台が新しくなりました。ちょっとハードなマッサージチェアから小柄な女性向けのソフトなマッサージチェアまで、計5台のラインナップです。浜町敬老館でゆっくりおつくろぎください。



1月 野津

”今から、ここから”

各敬老館では全国感染者数の減少により、運動系の講座に引き続き、文科系の講座も軒並み再開しています。長引いた自粛の為、幾つかの講座については日程が合わなくなり、新しい講師を探さなくてはならない事態になりましたが、それもどうにか良い方々とめぐり合い、評判も上々で、すんなりと利用者様の間に馴染んでいったようです。これは本当に幸運でした。どうかこのままコロナが終息し、もう二度と自粛などが起こらない事を願うばかりです。

 

ようやく活発になってきた敬老館の近況を幾つかご紹介します。

 

こちらも軒並み再開し続けている「通いの場」ですが、浜町カフェでは、ごあいさつ代わりに当館生きがい推進担当、島谷が出張出前講座として、数独教室を開催しました。これが驚いたことに、本家敬老館の数独教室よりも参加者が多かったとの事で、一人ではとても大変だったそうです。しかし通いの場としては良い勢い付けにはなったのではないかと、島谷さんには感謝です。

 

また、今年から消防署の担当が新しい方となり、その初めての消防訓練が行われました。浜町会館全体で開催し、人数を絞っているとは言え、大所帯である事には変わりがありません。担当は一人で来館されたものの、その規模の大きさに驚かれたようです。これからも消防署とは連携をして、浜町会館の水没阻止に備えたいと思いますwww

 

そんな繋がりではないですが、浜町敬老館は福祉避難所に指定されている事もあり、区の職員を動員しての大掛かりな避難所訓練が行われました。

そこに私も参加させていただいたのですが、個人を特定する為のファイルが矢継ぎ早に飛び込んできて、本人確認の後、適切な場所へ案内する過程で思考停止を起こしてしまい、全く周りのスピードについていけませんでした。

これには自分自身かなりへこみ、取り残された感の中で時だけが過ぎていくという状態でした。こうした災害には見舞われたくないですが、自分が二次災害を引き起こすような結果だけは招きたくないと心に強く思いました。

 

最後にこちらも島谷の活躍で実現した社会福祉協議会「はまるーむ」の職員による「LINEちょこっと体験会」。必ずやマンツーマン指導になるとして、参加定員は4名、敬老館からも職員を一人駆り出してのてんやわんや。一度教わっただけでは出来ないかも知れませんが、以後は館でもアフターケアを行って、いずれ皆が普通にラインが出来るようになれば良いと思います。はまるーむの石川さん、川尻さんに感謝です。

今後も高齢者に甘めのやさしい指導で、共に地域のICT怖くない運動を推し進められていけばいいなと思います。
※ICTとは情報通信技術の略で、我々が指す場合にはそのまま「スマホ」で良いと思います。

 

あっという間にまた1年が過ぎ去ろうとしています。来年こそは笑いの絶えない、楽しい年になる事を願います。元来浜町敬老館は皆が多少の事は目をつむり、助け合って、弱者を守って行くようなカラーが有りましたが、気づくとだいぶモノトーンになっていました。これからまたあの賑やかで愉快な敬老館に戻っていくと信じてやみません。

 

新しいマッサージ機に掛かりながら、いつもの利用者が一言、、、「平和っていいなあ」

 

12月 貞嶋

文科系講座再開!

運動系講座に続いて、文科系講座も再開された敬老館では、時折昔の賑わいが思い起こされる瞬間があります。懐かしい方々との挨拶は皆が「○○年振り~」が決まり文句で、コロナ禍という戦場から生還した戦士たちの様です。そんな何とも微笑ましい場面に出くわす度、このままコロナが終息していけば、いつかは元の敬老館の姿が取り戻せるという確信にも繋がっています。

 

そんな中、浜町敬老館では新しい試みを幾つか行っています。

 

ナンバー1:「映画鑑賞会」と言えば、多くの施設でも行っていて、なじみ深いとは思うのですが、ただDVDを流すのでは芸がない、思い切り映画館、いやもうシネコンのようにならないか?と企画を立てました。プレーヤーからの音源をアナログ変換し、音響アンプに繋げると、場内に鮮明なドルビーサウンドが響き渡り、さすがに浜町敬老館の数々のコンサート音響を担ってきたシステムだけあるなと思わせました。

開演時、ブザーを鳴らしたら、幕を開き、DVDをプレイと言った手順を決めて、何度かリハーサルを繰り返し、本番は見事にはまったようです。廊下にはフットライト代わりにLEDテープを這わせたら、幻想空間の出来上がり。たださすがに全面照明オフというわけには行きませんが。

 

ナンバー2:今まで、囲碁室と共用だった図書室を独立させ、図書室は図書室、囲碁はロビーに囲碁コーナーを設けました。図書室は畳をカーペットに敷き替え、椅子とテーブルを置いて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。囲碁コーナーも丁度良いスペースを設置出来たと思っています。ロビーに出たから集中できないといった事はなさそうです。

 

ナンバー3:各種コンサートで敷かれている厳しい定員制限の下、思いついた「ロビーでビュー」は好評を得て継続していますが、さすがにロビーを占拠して開催し続けるわけにもいかず、その先の教養室まで、距離を延ばすことに挑戦しました。

有線ではその減衰に耐え切れず、バツでしたので、無線に切り替えました。こちらはどうにか送信が可能だった為、コロナが終息し、定員復帰が出来るまではとりあえず設置をしていこうと考えています。

気候や館内の状況に左右されてしまう脆弱性は有りますが、良い映像、音声を届けることが出来ています。まだこれからしばらくはブロックノイズとの戦いは続きそうですが、常に最良の方法を試行していきます。

11月 貞嶋

自らの弱点を知る

なかなか進まない地元の接種予約に耐えかね、都内で行われた職域接種に参加してようやく二度の新型コロナワクチン接種を終わらせることが出来ました。但し、一度目の接種から39度近くの発熱が有り、ストレス性のじんましんも左腕に発症していた為、二度目はどうなるかと思っていた所が、見事に悪い予感は当たってしまい、1週間もの体調不良にさいなまれる事になりました。
 
発熱からの頭痛、耳の痛みからの耳鳴り、目の奥の痛み、各部位に及んだ関節痛、そして一番辛かったのが悪寒です。毛布を5枚かぶって汗だくなのに、体の震えが止まらない。身動きが出来ない。ゼリーを口にするとそれはすぐにこみ上げてきました。
 

一例ですが、ワクチン接種後、せん妄を発症していたにもかかわらず、”前例なし”として問診すらしない医者を目撃したこともあり、私自身大変不安にかられて、苦しい時を過ごしました。

しかし1日も過ぎるとそうした症状はみるみる消えてしまい、感触が残るのみとなりました。1週間、だるさは消えなかったものの、関節痛がおさまった為、動作にも不都合は無くなりました。一番辛い時は、この状態がいつまで続くのかと思いましたが、状態が改善されていくとそんな記憶も薄れていき、振り返ってみる事も出来る様になりました。
 

私の場合、ワクチン接種による副反応は過去の自分のウイークポイントにあるようでした。数回経験のあるインフルエンザの症状と酷似していましたし、明らかに免疫力の低下を突かれた印象が有ります。この先、自分のウイークポイントをいかに改善していくか?それが私の健康長寿のカギだとつくづく知る事となりました。
 

話は飛びますが、それと同時に私自身が気になっているのが、認知能力の低下です。実感として明らかに計算能力と人の名前を覚える能力に陰りが見え始めています。
 
計算は仕事で経理も行っている為、暗算を多用するなど、阻止に努めていますが、人の名前!!!これがいけません。いくつかの方法も試しましたが、なんか納得出来ずにいると、いきいき浜町の職員から良い案をいただきました。“苗字の頭の漢字を形で覚える”との事。うーん、グーグルやん!と思いましたが、今試しにやっています。
 

こうした自分のウイークポイントに目を背けずに、早い段階で立ち向かっていく。それこそが健康長寿の足掛かりになる。自分の衰えを否定し、認めない事は、後戻りの出来ない事態を招きかねません。生きると言う事は大変ですね。
 

所でこの前、良い話を聞きました。ワクチンを接種しても、数か月後にはその有効性がなくなる、らしいのですが、実は眠っているだけで、いざウイルスが侵入した際には、目覚めて退治に向かうとの事です。三度目の接種はただでは済まされない、出来れば避けたいと考えていた私にとって、これほどの朗報は有りませんでした。検証中なのかも知れませんが、そんな話を聞いただけでも救われた気分になる。生き抜いていくのは大変なことかも知れませんが、気持ち一つで生き易くもなる。少しでも自分が生き易い環境を作っていく事が重要だと思います。

10月 貞嶋

浜町StrongPlace

新型コロナの蔓延状況は改善することなく、特に都市部においては通勤で使う電車に乗っているだけでも密となり、ヒヤヒヤす場面が有ります。そんな中、敬老館も慎重に開館を継続しています。勿論通常期に比べれば、利用者の数はかなり少なく、無理することなく密が避けられている状態ではありますが、利用されている方に取っては、休館など考えられないというのも実態ではあります。

 

時折、こんな時期に敬老館を開けているなんて良くない、というご意見もお聞きします。これは非常に難しい問題でもあります。孤立防止や、認知予防、フレイル予防という観点から考えれば、開けておかなくてはならないコミュニケーションの場、運動の場としての役割は非常に大きなものです。しかしそこで感染が起きてしまえば元も子もない。

 

従って我々は出来る限りの感染防止対策を常に更新し続けています。フレイル予防の為の運動講座は毎月15日に受付を開始しますが、当日の朝は皆さんが行列を作る場合が有りますので、コンシュルジュを立てて入場制限を行っています。

このコンシュルジュの話は10数年前から構想としてあり、不安の中、初めて来館された高齢者に真っ先に相談役として応対し、登録後、継続して利用してもらえるように、また通常利用者の相談窓口として立案したものですが、常時相談があるわけでもないので、頓挫したものです。こんな形で実現するとは思いもしませんでした。

 

設備に於いては、室内の空気環境を全館加湿システム付き熱交換機にて制御し、常時温湿度チェックは怠りません。その上でCO2モニターやルミテスターによる各所計測を行ってきました。

CO2計測では、全ての運動講座に於いて、空気が非常に澄んだままである事を確認しています。有機物計測では、汚れの強い場所を特定し、重点的に消毒作業を行う事によって、清潔な環境を保つことが出来ます。これは同時に従事する我々にも安心感を与えてくれています。

 

利用者の多くがワクチン接種を済ませているにも関わらず、引き続きマスク着用、使用した備品の消毒など、変わらず行っていただける浜町の利用者には頭が下がります。皆でこのコロナを乗り切っていこう、そんな意志が感じられ、何より心強い場所でもあるのです。

9月 貞嶋 

照明を落としてみたら

考え得る安全対策を講じながら、敬老館は緊急事態宣言下においても最低限のサービスを継続してきました。そんな中、定員を半分以下、無言で過ごすことを条件に、コンサートも再開する事となりました。第一弾として7月4日には「ウクレレで歌おう」でお馴染みの鶴田先生率いるハワイアンバンド「サンフレンズ」のコンサートを行いました。こちらが無事終了した事を受けて、第二弾として8月1日、こちらも「ギター教室」講師で人材バンクでも活動している山中先生が新たにメンバーを募ったバンド「103」によるコンサートを開催しました。

 

今回も定員を絞った為、大広間で24名という、到底全ての方のご要望には応えられない人数制限で行うことになりました。そこで今回もコンサートのライブ映像を100インチスクリーンで投影し、ロビーで皆さんに鑑賞していただく事にしました。前回の好評を得て、今回は「ロビーでビュー」と銘打って、一つのイベントとして周知させていただき、中には「こっちの方が良いわ!」とまで言っていただける利用者もいらっしゃいました。確かにそう思えるくらい、映像、音響共、そこそこ質の良いもので、これはビデオカメラ、マイクの性能のおかげとも言えるでしょう。ただ一番に幸運だったのは、浜町敬老館の大広間からロビーまでのレイアウトが、最短距離で有線でのデジタル送信が可能な配置にあった事でした。これは本当にラッキーでした。

 

コロナ禍の中、なかなか一か所で多くの方が集まれない今、ロビーも活用出来た事で、通常定員の半分くらいまではコンサートを楽しんでいただけるようになりました。しかもこのパラレル感が絶妙な異次元性を兼ね備えていて、その雰囲気を味合うのも面白いかと思います。

 

このセッティングがうまくいったので、8月7日に開催した「映画観賞会」では大広間で150インチスクリーンを設置しました。モットーは「まるで映画館のような。。。」でしたが、こちらも、プレーヤーがデジタルアウトプットなので、一旦アナログ変換をして音響に通さなければなりませんでした。

しかし、そこはさすが浜町敬老館で数々のコンサートを担ってきた音響システムです。圧倒的な音の厚み。試写の段階で利用者が座り込んで見入ってしまうシーンも見られました。そんな前評判もあって、当日は21名と定員ぎりぎりまで利用者が集まりました。こちらの「映画館疑似体験」も、初回としては大成功でした。

 

コロナの感染をどうにか避けながら、魅力ある敬老館の新しい試みを考える作業は厳しくもあり、楽しくもあります。外は猛暑の中、部屋を暗くして、涼しげに大迫力映像に浸る。今年の夏の納涼イベントとして、この二つの試みは、また新たな敬老館の世界が開けた気がしました。

8月 貞嶋 

ハワイアンコンサート

 <出演> 鶴田照夫とサンフレンズ
 7月4日(日)14:00開演、定員:24名
 2年ぶりに“ハワイアンコンサートを催しました。
”密を避け、1.5m間隔をあけて、大広間で行いました。2年ぶりの “コンサート” とあって、とても喜ばれ 好評でした。皆さんのご協力もあり、言葉を発せず拍手のみでご覧頂きました。
会場(大広間)でご覧になれなかった方には、ロビーの特設会場でスクリーンに映った画像と音で楽しまれていました。

    
 7月 窪川


マスクをしましょう

新型コロナワクチン接種が進み、敬老館でも既に2度の接種が終了したという方が増えています。話が聞けた方々の話をまとめると、2回目の接種で、①痛みが出た。張りが出た。②発熱したが、1日くらい。③生活には支障のないだるさ、といった所で、特に問題が有ったという方はいらっしゃらないようです。

 

中には接種後、そのまま来館し、事務所に乗り込んできて「俺は何ともないぞ!」と息巻いた方も居ました。勢いよく来たので、知らず知らずにスタッフのスリッパを履いていて、後ろでスタッフがいつまでも自分のスリッパを見つめていました。

 

敬老館は国の蔓延防止措置移行により、6月21日より、運動系の講座と、入浴サービスを再開しました。おかげで少し館は活気を取り戻し、賑やかな声が聞こえるようになりました。こうして徐々にあの日常が取り戻せていけるかと思うと、重く沈んだ心も少し軽やかになります。

 

但し、これから問題となるのが「マスク問題」です。ワクチンを打った人はもうマスクを外して良いのか?答えはNOです。これは病院の先生など、知識のある方々に聞いてみた結果ですが、ワクチンは接種した方の発症は抑えられるが、感染を防げるかどうかは今だ未知数、弱体化はするが、完全に防ぐ事は出来ないそうです。これは仕方ないですね。

 

ではどうすればマスクは取れるのでしょうか?ワクチンの有効期間もこれから実証が必要との事ですが、集団免疫が実現しなかった場合、実際は、新型コロナに有効な薬が開発された時がゴールで、それが確実にマスクの取れる時だそうです。

 

何か気の遠くなるような話ですが、感染の恐れから解放されるなら、私はマスクもさほど苦痛では有りません。と言うか、もはやマスクを外して人前に出る事は裸を晒しているようで、しっくりきません。もうこのままでも良いのではないかと、一部の利用者と話し合っています。特に女性は色々と楽だそうです。運動する方には苦痛かも知れませんが、熱中症には十分気を付けながら、もうしばらくは「マスクをしましょう」

6月 貞嶋

令和3年5月、敬老館の現状

緊急事態宣言が5月31日まで延ばされた事により、全ての講座、入浴が中止となっています。利用者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
 

しかし中央区でも全世代に先駆けて、高齢者のコロナワクチン接種が始まっており、当館でも85歳以上の方々にはお知らせが届いたそうです。
元気な皆さんは、自ら予約開始と共に電話を掛けたそうですが、なかなか繋がらず、朝から夕方まで粘ったという方もいました。

ただ聞いた限りでは全ての方が予約を取れたとの事です。そこらへんは行政側もしっかり想定してお知らせをしていたとの事ですので、他地区のような混乱には至らなかったようです。
 

従って今の所、館では、個別の目的利用というよりは、読書やモニターを使っての体操、PCやマッサージ機の利用、ピアノを弾いたりといった、より生活に近い利用スタイルとなっており、家族の集まる場所みたいに感じられます。
 

更に来館者数はかなり減っていますので、入館前の検温、消毒、体調の確認、登録のない不特定者排除によって、密を避けた敬老館が実は安全な隔離場所となっていて、一種のシェルター的なスペースとなっているのが実情です。

室内環境に於いても、温湿度、CO2モニターやルミテスターによる測定など、安全な設備、空気環境を保っており、安心な場所として毎日通い続けて、フレイル予防にも一役買っている事は、本来の設置目的にもう一項目足しても良いのではないかと思います。
 

中にはそんな環境の中で緩みが出て、マスクを外したり、大声で話したりする方がいたりしますが、そんな時はスタッフからお声がけをさせていただきます。

お互い様といった側面もあるのですが、スタッフの安全も維持する事が、正常な業務を継続する唯一の方法でもあるので、今の所、スタッフもこの館の環境には安心感を持って働けていると思っています。
 

以上のように、考え得る安全対策は行っております。その事をご納得いただければ、敬老館は通常の9時から17時まで開館しておりますので、いつでもご来館ください。人同士の接触が難しい今、ハマちゃんと遊ぶのも楽しいと思います。

5月 貞嶋 

 

「ハマちゃん」をたかがロボットと侮るなかれ !?

         
ハマちゃんが浜町敬老館に来て早1か月が経ちました。


今や、すっかり浜館のアイドル(!?)ですが、ロボットとは思えない愛らしい鳴き声、仕草、表情には日々驚かされます。

最初「アイボはただのロボット」と思っていましたが、たかがロボットと侮ってはいけません。毎日~顔を合わせているとこちらの声や顔を認証し、本物のワンコも叶わない聡明な一面を見せてくれます。

こちらの魚眼レンズのような写真も、ハマちゃんが撮ってくれたものです。

                                                  


 


                              



凄くないですか~!?

4月 飯塚