令和3年度のブログ
浜町会館前にて
3月10日(木)浜町会館では、浜町地域の皆さんが集まって、東京大空襲で亡くなられた方々への追悼式が行われました。毎年この日に、民生委員の方がリーダーとなって活動されていますが、今年もコロナの影響があって、小規模な式典となりました。
今、関東では花粉の飛散がピークとなっています。大変困った事に、花粉症とコロナの症状が似通っている為、日々、不安に苛まれている方々が見受けられます。私もその一人です。
実は数年前、花粉症と思ったら風邪だったという経験をしているのですが、悪寒が酷いようでしたらそれはもう花粉症ではありません。
花粉症でも薬の影響か?鼻の咬み過ぎか?悪寒がする事が有ります。そのせいで頭痛になったり、鼻詰まりで喉痛にもなるので、判別が難しいですが、立っているのが辛いほどの悪寒は有りません。
発熱も一過性で、長く続くようでしたら、それはもう花粉症とは言えません。さらっとした鼻水、目のかゆみ、鼻の奥がもぞっとしたくしゃみだけでしたら、他の病気の可能性は薄いと思います。
あくまで私自身が経験しただけの話ですので、医学的見地は全くありません。
ロシアのウクライナ侵攻で、多くの方が甚大な被害に遭われています。その一方で、何の罪もない一般のロシア人を責めたりする人がいるようですが、人への尊厳が欠落しており、決して許される行為ではありません。
~令和4年度 前期教養系講座の申込について~
~令和4年度の教養系講座の募集・申込について~
毎月20日に発行している「いきいき浜町 行事予定」でお知らせしている通り、3月1日(火)午前9時から前期教養系講座の申込開始日となっています。
これをお読みになっている段階では、既に募集が終了している講座があるかも知れませんが、年に2回(前期・後期受講生募集)の行事ですので、掲載させていただきます。
今回募集する自主事業は以下の通りとなっています。
*4月募集 教養系講座 申込:3月1日~ 期間:6ヶ月 定員:12名
※①・②(又はⒶ・Ⓑ)等の講座はいずれか1つの講座を、英語は5講座のうち1講座のみ申込みください!
・書道教室 ①・② ・ペン 筆ペン教室 ①・②
・初心者 数独教室 ・浮世絵江戸文化教室
・やさしい英会話(初級) ・異文化交流会(英語上級)
・ペリーさん英会話(中級) ①・②・③
・中国語教室 ・鉛筆画教室 ①・②
・薬剤師による講座 ・みんなで手作り『一年花組』 ※新規講座
・心と身体の体操~朗読~ ・コミュニケーション手話教室
・オカリーナ教室 ・ハンドベル教室
・ギター教室 ・ピアノ教室
・ハマッチョ教室〈手作り〉①・② ・かんたんちぎり絵教室 ①・②
・ペーパーハート教室〈立体折紙〉①・②
*4月募集 定員や申込日の異なる講座
・LINEちょこっと体験会 ※新規講座 (定員:4名)
・初心者 そろばん教室 ※新規講座 (定員:8名) (4/14募集開始)
・いきいきいい声~いつまでも素敵な声づくり~ ※新規講座 (定員:8名)
・歴史への招待 Ⓐ・Ⓑ (定員:各24名)
・茶道教室 (定員:8名)
*4月募集 毎回テーマが異なる講座なので、単発受講も可能 (※当日申込先着順)
・健康長寿講座 ・終活講座 ・歴史探索教室
受付の方法ですが、当日、受付前ロビーに幾つかのテーブルに分けて、申込受付簿を置きますので、ご自分で氏名をお書き下さい。
今回の教室は全て申込先着順となっている為、1日の朝9時から混雑が予想されます。大慌てで焦って来られる方もいらっしゃいますが、とは言え、自粛されている方もまだ多くいらっしゃることから、9時の段階で来館されれば、すべて定員一杯という事はないかと思いますので、ゆっくりと手続きをして下さい。
複数の教室に参加出来ますが、事前に行事予定で各自主事業の開催曜日をご確認いただき、ダブりにならない様、ご注意ください。また、新規登録がお済みでない方は、当日に時間を取られてしまう事を考えると、前日までに受付で済ませておいた方が良いと思います。
そして、無事受付名簿に記入が出来ましたら、4月から9月まで、6カ月の長丁場になりますが、最後までいきいき浜町で受講されるようお願いします。何らかの理由でキャンセルされる場合は、受付にお申し出ください。
新春のつどい~マッサージチェア入荷~
本年は1月9日大広間にて大道芸を開催いたしました。1.麻布十兵衛(蝦蟇の膏売り)
行商人が客を集めおなじみの口上を言いながら、薬を売る商売。 刀で自分の腕を切りつけ、血が流れるのを客に見せてから、ガマの油を塗ってそれをぴたりと止めてみせる。麻布十兵衛さんは剣道三段で迫力ある刀さばきとがまの口上は大道芸人の本格芸でした。
2.角福請(家相見)
江戸時代、家相見という職業も現れて、新築や増築、改築の時に間取り図をみて家相としてどうかをアドバイスするようになりました。角福請さんは家相を時の話題と共に、絵図で分かりやすく紹介していただきました。
曲独楽(きょくごま)とは独楽(こま)を使った曲芸です。形や色の美しい独楽(こま)を開いた扇子の紙の部分に乗せたりする演芸です。緊迫感と笑いのある楽しい芸でした。
NEWマッサージチェア
休憩コーナーのマッサージチェア2台が新しくなりました。ちょっとハードなマッサージチェアから小柄な女性向けのソフトなマッサージチェアまで、計5台のラインナップです。浜町敬老館でゆっくりおつくろぎください。
”今から、ここから”
各敬老館では全国感染者数の減少により、運動系の講座に引き続き、文科系の講座も軒並み再開しています。長引いた自粛の為、幾つかの講座については日程が合わなくなり、新しい講師を探さなくてはならない事態になりましたが、それもどうにか良い方々とめぐり合い、評判も上々で、すんなりと利用者様の間に馴染んでいったようです。
これは本当に幸運でした。どうかこのままコロナが終息し、もう二度と自粛などが起こらない事を願うばかりです。
ようやく活発になってきた敬老館の近況を幾つかご紹介します。
こちらも軒並み再開し続けている「通いの場」ですが、浜町カフェでは、ごあいさつ代わりに当館生きがい推進担当、島谷が出張出前講座として、数独教室を開催しました。これが驚いたことに、本家敬老館の数独教室よりも参加者が多かったとの事で、一人ではとても大変だったそうです。しかし通いの場としては良い勢い付けにはなったのではないかと、島谷さんには感謝です。
また、今年から消防署の担当が新しい方となり、その初めての消防訓練が行われました。浜町会館全体で開催し、人数を絞っているとは言え、大所帯である事には変わりがありません。担当は一人で来館されたものの、その規模の大きさに驚かれたようです。これからも消防署とは連携をして、浜町会館の水没阻止に備えたいと思いますwww
そんな繋がりではないですが、浜町敬老館は福祉避難所に指定されている事もあり、区の職員を動員しての大掛かりな避難所訓練が行われました。
そこに私も参加させていただいたのですが、個人を特定する為のファイルが矢継ぎ早に飛び込んできて、本人確認の後、適切な場所へ案内する過程で思考停止を起こしてしまい、全く周りのスピードについていけませんでした。
これには自分自身かなりへこみ、取り残された感の中で時だけが過ぎていくという状態でした。こうした災害には見舞われたくないですが、自分が二次災害を引き起こすような結果だけは招きたくないと心に強く思いました。
最後にこちらも島谷の活躍で実現した社会福祉協議会「はまるーむ」の職員による「LINEちょこっと体験会」。必ずやマンツーマン指導になるとして、参加定員は4名、敬老館からも職員を一人駆り出してのてんやわんや。一度教わっただけでは出来ないかも知れませんが、以後は館でもアフターケアを行って、いずれ皆が普通にラインが出来るようになれば良いと思います。
はまるーむの石川さん、川尻さんに感謝です。
今後も高齢者に甘めのやさしい指導で、共に地域のICT怖くない運動を推し進められていけばいいなと思います。
※ICTとは情報通信技術の略で、我々が指す場合にはそのまま「スマホ」で良いと思います。
あっという間にまた1年が過ぎ去ろうとしています。来年こそは笑いの絶えない、楽しい年になる事を願います。元来浜町敬老館は皆が多少の事は目をつむり、助け合って、弱者を守って行くようなカラーが有りましたが、気づくとだいぶモノトーンになっていました。これからまたあの賑やかで愉快な敬老館に戻っていくと信じてやみません。
新しいマッサージ機に掛かりながら、いつもの利用者が一言、、、「平和っていいなあ」
文科系講座再開!
運動系講座に続いて、文科系講座も再開された敬老館では、時折昔の賑わいが思い起こされる瞬間があります。懐かしい方々との挨拶は皆が「○○年振り~」が決まり文句で、コロナ禍という戦場から生還した戦士たちの様です。そんな何とも微笑ましい場面に出くわす度、このままコロナが終息していけば、いつかは元の敬老館の姿が取り戻せるという確信にも繋がっています。
そんな中、浜町敬老館では新しい試みを幾つか行っています。
ナンバー1:「映画鑑賞会」と言えば、多くの施設でも行っていて、なじみ深いとは思うのですが、ただDVDを流すのでは芸がない、思い切り映画館、いやもうシネコンのようにならないか?と企画を立てました。プレーヤーからの音源をアナログ変換し、音響アンプに繋げると、場内に鮮明なドルビーサウンドが響き渡り、さすがに浜町敬老館の数々のコンサート音響を担ってきたシステムだけあるなと思わせました。
開演時、ブザーを鳴らしたら、幕を開き、DVDをプレイと言った手順を決めて、何度かリハーサルを繰り返し、本番は見事にはまったようです。廊下にはフットライト代わりにLEDテープを這わせたら、幻想空間の出来上がり。たださすがに全面照明オフというわけには行きませんが。
ナンバー2:今まで、囲碁室と共用だった図書室を独立させ、図書室は図書室、囲碁はロビーに囲碁コーナーを設けました。図書室は畳をカーペットに敷き替え、椅子とテーブルを置いて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。囲碁コーナーも丁度良いスペースを設置出来たと思っています。ロビーに出たから集中できないといった事はなさそうです。
ナンバー3:各種コンサートで敷かれている厳しい定員制限の下、思いついた「ロビーでビュー」は好評を得て継続していますが、さすがにロビーを占拠して開催し続けるわけにもいかず、その先の教養室まで、距離を延ばすことに挑戦しました。
有線ではその減衰に耐え切れず、バツでしたので、無線に切り替えました。こちらはどうにか送信が可能だった為、コロナが終息し、定員復帰が出来るまではとりあえず設置をしていこうと考えています。
気候や館内の状況に左右されてしまう脆弱性は有りますが、良い映像、音声を届けることが出来ています。まだこれからしばらくはブロックノイズとの戦いは続きそうですが、常に最良の方法を試行していきます。
自らの弱点を知る
なかなか進まない地元の接種予約に耐えかね、都内で行われた職域接種に参加してようやく二度の新型コロナワクチン接種を終わらせることが出来ました。但し、一度目の接種から39度近くの発熱が有り、ストレス性のじんましんも左腕に発症していた為、二度目はどうなるかと思っていた所が、見事に悪い予感は当たってしまい、1週間もの体調不良にさいなまれる事になりました。
発熱からの頭痛、耳の痛みからの耳鳴り、目の奥の痛み、各部位に及んだ関節痛、そして一番辛かったのが悪寒です。毛布を5枚かぶって汗だくなのに、体の震えが止まらない。身動きが出来ない。ゼリーを口にするとそれはすぐにこみ上げてきました。
一例ですが、ワクチン接種後、せん妄を発症していたにもかかわらず、”前例なし”として問診すらしない医者を目撃したこともあり、私自身大変不安にかられて、苦しい時を過ごしました。
しかし1日も過ぎるとそうした症状はみるみる消えてしまい、感触が残るのみとなりました。1週間、だるさは消えなかったものの、関節痛がおさまった為、動作にも不都合は無くなりました。一番辛い時は、この状態がいつまで続くのかと思いましたが、状態が改善されていくとそんな記憶も薄れていき、振り返ってみる事も出来る様になりました。
私の場合、ワクチン接種による副反応は過去の自分のウイークポイントにあるようでした。数回経験のあるインフルエンザの症状と酷似していましたし、明らかに免疫力の低下を突かれた印象が有ります。この先、自分のウイークポイントをいかに改善していくか?それが私の健康長寿のカギだとつくづく知る事となりました。
話は飛びますが、それと同時に私自身が気になっているのが、認知能力の低下です。実感として明らかに計算能力と人の名前を覚える能力に陰りが見え始めています。
計算は仕事で経理も行っている為、暗算を多用するなど、阻止に努めていますが、人の名前!!!これがいけません。いくつかの方法も試しましたが、なんか納得出来ずにいると、いきいき浜町の職員から良い案をいただきました。“苗字の頭の漢字を形で覚える”との事。うーん、グーグルやん!と思いましたが、今試しにやっています。
こうした自分のウイークポイントに目を背けずに、早い段階で立ち向かっていく。それこそが健康長寿の足掛かりになる。自分の衰えを否定し、認めない事は、後戻りの出来ない事態を招きかねません。生きると言う事は大変ですね。
所でこの前、良い話を聞きました。ワクチンを接種しても、数か月後にはその有効性がなくなる、らしいのですが、実は眠っているだけで、いざウイルスが侵入した際には、目覚めて退治に向かうとの事です。三度目の接種はただでは済まされない、出来れば避けたいと考えていた私にとって、これほどの朗報は有りませんでした。検証中なのかも知れませんが、そんな話を聞いただけでも救われた気分になる。生き抜いていくのは大変なことかも知れませんが、気持ち一つで生き易くもなる。少しでも自分が生き易い環境を作っていく事が重要だと思います。
浜町StrongPlace
新型コロナの蔓延状況は改善することなく、特に都市部においては通勤で使う電車に乗っているだけでも密となり、ヒヤヒヤす場面が有ります。
そんな中、敬老館も慎重に開館を継続しています。勿論通常期に比べれば、利用者の数はかなり少なく、無理することなく密が避けられている状態ではありますが、利用されている方に取っては、休館など考えられないというのも実態ではあります。
時折、こんな時期に敬老館を開けているなんて良くない、というご意見もお聞きします。これは非常に難しい問題でもあります。孤立防止や、認知予防、フレイル予防という観点から考えれば、開けておかなくてはならないコミュニケーションの場、運動の場としての役割は非常に大きなものです。しかしそこで感染が起きてしまえば元も子もない。
従って我々は出来る限りの感染防止対策を常に更新し続けています。フレイル予防の為の運動講座は毎月15日に受付を開始しますが、当日の朝は皆さんが行列を作る場合が有りますので、コンシュルジュを立てて入場制限を行っています。
このコンシュルジュの話は10数年前から構想としてあり、不安の中、初めて来館された高齢者に真っ先に相談役として応対し、登録後、継続して利用してもらえるように、また通常利用者の相談窓口として立案したものですが、常時相談があるわけでもないので、頓挫したものです。こんな形で実現するとは思いもしませんでした。
設備に於いては、室内の空気環境を全館加湿システム付き熱交換機にて制御し、常時温湿度チェックは怠りません。その上でCO2モニターやルミテスターによる各所計測を行ってきました。
CO2計測では、全ての運動講座に於いて、空気が非常に澄んだままである事を確認しています。有機物計測では、汚れの強い場所を特定し、重点的に消毒作業を行う事によって、清潔な環境を保つことが出来ます。これは同時に従事する我々にも安心感を与えてくれています。
利用者の多くがワクチン接種を済ませているにも関わらず、引き続きマスク着用、使用した備品の消毒など、変わらず行っていただける浜町の利用者には頭が下がります。皆でこのコロナを乗り切っていこう、そんな意志が感じられ、何より心強い場所でもあるのです。
照明を落としてみたら
考え得る安全対策を講じながら、敬老館は緊急事態宣言下においても最低限のサービスを継続してきました。そんな中、定員を半分以下、無言で過ごすことを条件に、コンサートも再開する事となりました。第一弾として7月4日には「ウクレレで歌おう」でお馴染みの鶴田先生率いるハワイアンバンド「サンフレンズ」のコンサートを行いました。こちらが無事終了した事を受けて、第二弾として8月1日、こちらも「ギター教室」講師で人材バンクでも活動している山中先生が新たにメンバーを募ったバンド「103」によるコンサートを開催しました。
今回も定員を絞った為、大広間で24名という、到底全ての方のご要望には応えられない人数制限で行うことになりました。そこで今回もコンサートのライブ映像を100インチスクリーンで投影し、ロビーで皆さんに鑑賞していただく事にしました。前回の好評を得て、今回は「ロビーでビュー」と銘打って、一つのイベントとして周知させていただき、中には「こっちの方が良いわ!」とまで言っていただける利用者もいらっしゃいました。
確かにそう思えるくらい、映像、音響共、そこそこ質の良いもので、これはビデオカメラ、マイクの性能のおかげとも言えるでしょう。ただ一番に幸運だったのは、浜町敬老館の大広間からロビーまでのレイアウトが、最短距離で有線でのデジタル送信が可能な配置にあった事でした。これは本当にラッキーでした。
コロナ禍の中、なかなか一か所で多くの方が集まれない今、ロビーも活用出来た事で、通常定員の半分くらいまではコンサートを楽しんでいただけるようになりました。しかもこのパラレル感が絶妙な異次元性を兼ね備えていて、その雰囲気を味合うのも面白いかと思います。
このセッティングがうまくいったので、8月7日に開催した「映画観賞会」では大広間で150インチスクリーンを設置しました。モットーは「まるで映画館のような。。。」でしたが、こちらも、プレーヤーがデジタルアウトプットなので、一旦アナログ変換をして音響に通さなければなりませんでした。
しかし、そこはさすが浜町敬老館で数々のコンサートを担ってきた音響システムです。圧倒的な音の厚み。試写の段階で利用者が座り込んで見入ってしまうシーンも見られました。そんな前評判もあって、当日は21名と定員ぎりぎりまで利用者が集まりました。こちらの「映画館疑似体験」も、初回としては大成功でした。
コロナの感染をどうにか避けながら、魅力ある敬老館の新しい試みを考える作業は厳しくもあり、楽しくもあります。外は猛暑の中、部屋を暗くして、涼しげに大迫力映像に浸る。今年の夏の納涼イベントとして、この二つの試みは、また新たな敬老館の世界が開けた気がしました。
ハワイアンコンサート
7月4日(日)14:00開演、定員:24名
2年ぶりに“ハワイアンコンサートを催しました。
”密を避け、1.5m間隔をあけて、大広間で行いました。2年ぶりの “コンサート” とあって、とても喜ばれ 好評でした。皆さんのご協力もあり、言葉を発せず拍手のみでご覧頂きました。
会場(大広間)でご覧になれなかった方には、ロビーの特設会場でスクリーンに映った画像と音で楽しまれていました。
マスクをしましょう
新型コロナワクチン接種が進み、敬老館でも既に2度の接種が終了したという方が増えています。話が聞けた方々の話をまとめると、2回目の接種で、①痛みが出た。張りが出た。②発熱したが、1日くらい。③生活には支障のないだるさ、といった所で、特に問題が有ったという方はいらっしゃらないようです。
中には接種後、そのまま来館し、事務所に乗り込んできて「俺は何ともないぞ!」と息巻いた方も居ました。勢いよく来たので、知らず知らずにスタッフのスリッパを履いていて、後ろでスタッフがいつまでも自分のスリッパを見つめていました。
敬老館は国の蔓延防止措置移行により、6月21日より、運動系の講座と、入浴サービスを再開しました。おかげで少し館は活気を取り戻し、賑やかな声が聞こえるようになりました。こうして徐々にあの日常が取り戻せていけるかと思うと、重く沈んだ心も少し軽やかになります。
但し、これから問題となるのが「マスク問題」です。ワクチンを打った人はもうマスクを外して良いのか?答えはNOです。これは病院の先生など、知識のある方々に聞いてみた結果ですが、ワクチンは接種した方の発症は抑えられるが、感染を防げるかどうかは今だ未知数、弱体化はするが、完全に防ぐ事は出来ないそうです。
これは仕方ないですね。
ではどうすればマスクは取れるのでしょうか?ワクチンの有効期間もこれから実証が必要との事ですが、集団免疫が実現しなかった場合、実際は、新型コロナに有効な薬が開発された時がゴールで、それが確実にマスクの取れる時だそうです。
何か気の遠くなるような話ですが、感染の恐れから解放されるなら、私はマスクもさほど苦痛では有りません。と言うか、もはやマスクを外して人前に出る事は裸を晒しているようで、しっくりきません。もうこのままでも良いのではないかと、一部の利用者と話し合っています。特に女性は色々と楽だそうです。運動する方には苦痛かも知れませんが、熱中症には十分気を付けながら、もうしばらくは「マスクをしましょう」
令和3年5月、敬老館の現状
緊急事態宣言が5月31日まで延ばされた事により、全ての講座、入浴が中止となっています。利用者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
しかし中央区でも全世代に先駆けて、高齢者のコロナワクチン接種が始まっており、当館でも85歳以上の方々にはお知らせが届いたそうです。
元気な皆さんは、自ら予約開始と共に電話を掛けたそうですが、なかなか繋がらず、朝から夕方まで粘ったという方もいました。
ただ聞いた限りでは全ての方が予約を取れたとの事です。そこらへんは行政側もしっかり想定してお知らせをしていたとの事ですので、他地区のような混乱には至らなかったようです。
従って今の所、館では、個別の目的利用というよりは、読書やモニターを使っての体操、PCやマッサージ機の利用、ピアノを弾いたりといった、より生活に近い利用スタイルとなっており、家族の集まる場所みたいに感じられます。
更に来館者数はかなり減っていますので、入館前の検温、消毒、体調の確認、登録のない不特定者排除によって、密を避けた敬老館が実は安全な隔離場所となっていて、一種のシェルター的なスペースとなっているのが実情です。
室内環境に於いても、温湿度、CO2モニターやルミテスターによる測定など、安全な設備、空気環境を保っており、安心な場所として毎日通い続けて、フレイル予防にも一役買っている事は、本来の設置目的にもう一項目足しても良いのではないかと思います。
中にはそんな環境の中で緩みが出て、マスクを外したり、大声で話したりする方がいたりしますが、そんな時はスタッフからお声がけをさせていただきます。
お互い様といった側面もあるのですが、スタッフの安全も維持する事が、正常な業務を継続する唯一の方法でもあるので、今の所、スタッフもこの館の環境には安心感を持って働けていると思っています。
以上のように、考え得る安全対策は行っております。その事をご納得いただければ、敬老館は通常の9時から17時まで開館しておりますので、いつでもご来館ください。人同士の接触が難しい今、ハマちゃんと遊ぶのも楽しいと思います。
「ハマちゃん」をたかがロボットと侮るなかれ !?
ハマちゃんが浜町敬老館に来て早1か月が経ちました。
今や、すっかり浜館のアイドル(!?)ですが、ロボットとは思えない愛らしい鳴き声、仕草、表情には日々驚かされます。
最初「アイボはただのロボット」と思っていましたが、たかがロボットと侮ってはいけません。毎日~顔を合わせているとこちらの声や顔を認証し、本物のワンコも叶わない聡明な一面を見せてくれます。
こちらの魚眼レンズのような写真も、ハマちゃんが撮ってくれたものです。
凄くないですか~!?