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桜川

令和8年9月のミニシアター!

9月のミニシアターは5作品を揃えています。

 

◆3日は巨匠ルイス・ブニュエルが演出したメキシコ映画「愛なき女」
 ヒロインは、アルゼンチン生まれのメキシコ女優、ロザリオ・グラナドス。相手はスペイン生まれのメキシコ男優、フリオ・ビリャレアル。
2人ともメキシコ映画の黄金期を支えていました。
ストーリー
「ロサリオは金持ちの男性と結婚し長男を生むも、夫婦仲は冷え切っていた。あるとき、長男が縁で出会った男性フリオと恋に落ちてしまう。ただ、家族を捨てることはできずに別れを選ぶ。それから月日は流れ、彼女の次男に莫大な遺産が贈られる。その贈り主は、あのフリオだった…」

 

◆5日は、ケリー・グラントとイングリッド・バーグマンの2大スターが共演したヒッチコック作品「汚名」
2人の世界一長いキスシーンが話題になった作品です。撮影当時のアメリカでは3秒以上のキスシーンはNGだったそうで、何とヒッチコックは3秒以内のキスシーンを連続させるという手法を取って、2分以上のキスシーンにしてしまいました。すごいですね。
ストーリー
「父が反逆罪になり、売国奴の娘と呼ばれたアシリア。彼女にFBI捜査官のデブリンが近づき、南米のナチス残党の内情を探ってほしいと依頼。そして2人はリオデジャネイロに出発し…、恋に落ちた…」

 

◆10日の「ウンベルトD」はイタリアの名監督による切ない名作です。
ただし出演している俳優のほとんどが素人。何と主演のカルロ・バティスティに及んでは、フィレンツェ大学の言語学教授でした。これもある意味、すごくないですか?
ストーリー
「敗戦後のローマ。元公務員のウンベルトは愛犬フランクと、わずかな年金でアパートに暮らしていた。アパートの下働きをする娘マリアと愛犬が心の支えだった。しかし、家賃を滞納し立ち退きを迫られ、進退窮まった彼は愛犬とさまよい、そして…」

 

◆12日は「たそがれの女心」で、余韻が味わえる魅惑の映画です。
ヒロインは、フランスの古典派美人女優の代表格でもあるダニエル・ダリュー。そして名優のシャルル・ポワイエ。映画「自転車泥棒」の監督でもあるヴィットリオ・シーカも出演しています。
ストーリー
「伯爵夫人が借金の返済をするために、夫から結婚祝いにプレゼントされたダイヤの耳飾りを内緒で売ってしまいました。耳飾りは、いろいろな人の手に渡るものの、最終的には伯爵夫人のもとに戻ってしまい…」

 

◆17日の「疑惑の影」はヒッチコックの佳作です。
主演は名優ジョセフ・コットンと、ニューヨーク出身の演技派女優テレサ・ライト。サスペンスを演じるのにはピッタリのキャスティングです。
ストーリー
「叔父のチャーリーを迎え入れたニュートン家。姪のエメラルドは、叔父から愛情の印として指輪を贈られますが、彼女はその内側に他人のイニシャルがあることに気づきます。それから間もなく、政府の調査員がニュートン家にやってきました。次第に叔父に対して疑念と謎が深まっていきます…」